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初めての北海道


今からさかのぼる事14年前、当時東京でサラリーマンをしていました。
お盆休みを利用して、北海道旅行をしようと決断したのは、2週間ほど前であったかと思います。

時刻表を買い、むさぼるように読み、接続の状況に留意しながら、乗車する列車を選択いたしました。
中でも、当時も今も変わりませんが、北海道の石北本線の遠軽・上川間の普通列車が一日2本程度でしたので、そこを中心に行程を組んでいきました。
会社の休みと行程プランとの兼ね合いで、6日間となりました。

ということで、JRの駅の窓口におきまして「青春18きっぷ」を買い、さらに金券ショップで一日分を買い足しました。
出発前日は仕事でしたが、頭の中は旅行の事でいっぱいで、夜もあまり寝ていなかったと思われます。

次は、実際の旅行記を掲載してまいります。
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一日目 東京・目白駅から弘前駅


当時会社の寮があった新宿区西落合から、目白駅に行くバスに乗りました。
上野駅から宇都宮線の始発に乗るために、山手線で向かいました。

宇都宮行きの列車に乗り込み、クロスシートの窓際をゲットいたしました。
久しぶりの旅行気分に、気持ちが高鳴っていたのを今でも覚えています。

宇都宮から黒磯行きに乗り、黒磯駅で乗り換えました。
ところが、黒磯駅ではお盆という事もあり、この区間では私と似たような目的の人が多く目立ちました。
そのせいもあり、座席に座る事ができませんでした。

その後は何度か乗り継いでいきましたが、さすがに前日の寝不足の影響もあり、うとうとしていたものと思われます。
よって、盛岡まではあまり記憶にありません。

盛岡からは花輪線で大館に向かいました。この旅初めてのディーゼルカーと、八幡平の大自然を走破する光景にただただ感動するばかりでした。
また、車中で東京から実家のある五所川原へ向かっていた人と会い、話をしました。
当初、青森で宿泊しようと考えていましたが、弘前の夜を明かせるサウナを教えてもらったため、急遽、弘前に変更いたしました。

大館から乗り換えて、弘前駅に着きました。駅前ではその人の親父さんが車で迎えにきており、わたくも弘前城近くの中心街までつれていってもらいました。
その中での親子の会話を聞いていましたが、何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。初めて生の津軽弁に接し、まるで外国語のようでした。

ということで、この日はサウナで一夜を明かしました。

続く


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二日目 弘前駅から札幌駅


朝の5時頃、サウナを出て、弘前駅に行きました。
20分程歩いた記憶がございます。駅と中心街は結構離れています。

弘前駅に着いてから、指定席を予約しました。
実は、昨日話をした人から、札幌と函館を結ぶ快速「ミッドナイト」はぎりぎりだと満席になる可能性がある事を耳にしたためであります。
何とか取れましたので、まずは一安心でした。

青森からは函館行きの快速「海峡」に乗車です。
青函トンネルでは特急列車と比べると通過時間がかかりますが、いよいよ北海道に上陸する期待感がいやおうなしに高まっていたと思います。
トンネルを出てから、海岸線に差し掛かった時、本当に北海道に来たのだ、という実感が湧いてきました。

函館から森行きの列車に乗車。途中の大沼では、車窓の風景の素晴らしさに何枚も写真を撮りました。
森駅では、接続の列車まで1時間半程度あったので、駅近くを歩き、ラーメン屋で昼食をとりました。

駅構内の跨線橋から、駒ケ岳と海岸線との風景がとても美しかったです。もちろん、名物「いかめし」も買いました。

森から長万部と向かい、長万部から東室蘭までは噴火湾と反対の車窓の有珠山等の景色を堪能いたしました。
東室蘭から苫小牧、苫小牧から札幌に向かいました。

札幌駅から地下鉄ですすきのまで乗車しました。札幌の地下鉄はゴムタイヤのため、東京の地下鉄と比べるととても静かであるとの印象でしたが、結構エンジン等の音のせいか
、思った程静かではありませんでした。

すすきのでは、ラーメン横丁でラーメンを食べました。
その後は歩いて、札幌駅へと向かい、途中大通り公園通りました。
その直後私の想像を超えた札幌の有名な名所が目に入りました。そう「時計台」であります。
私はてっきり、白樺林に囲まれたところに存在するものと思っていました。
現実はというと、ビルに囲まれた中はあるという事を目の当たりにし、愕然としたのは言うまでもありませんでした。

この日は札幌駅前のホテルの1階にあるサウナで夜を明かしました。

続く


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三日目 札幌駅から釧路駅


札幌から滝川に向かい、根室本線に乗り換え、帯広行きの快速列車に乗車した記憶がございます。途中、富良野駅で長時間の停車があり、駅近くから写真を撮りました。
列車は金山湖を通り、いよいよ落合・新得間の険しいルートを通過します。
しかしながら、ここでの記憶はほとんどございません。たぶん、天候が悪かったか、眠っていたかも知れません。

列車は帯広駅に到着しました。後続の列車までは一時間近くあったので、駅前を探索しました。

釧路行きに乗車し、釧路から最東端の根室に向かいます。
車窓からはさほど景色は期待していませんでした。しかし、厚岸を過ぎたあたり、厚岸湖を過ぎたあたりから湿原が車窓一面に広がり、思わず写真撮影に力が入りました。

根室駅では天候が悪かったので、駅で折り返しの列車を待ちました。
釧路での車中、列車が急停車をいたしました。実はエゾシカが列車の直前を横切ったようでした。

釧路に到着し、札幌駅の公衆電話で予約したビジネスホテルに宿泊しました。

続く


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四日目 釧路から快速ミッドナイト


朝5時に起床し、釧路の街中を歩き幣舞橋まで行きました。その後ガイドブックにあった和尚市場に行きました。
名物のご飯を買って、各店で少量の海産物をのせて海鮮丼にしていただきました。中でもウニは今までに無い味で、生まれて初めてウニのおいしさに気付かされました。

釧路駅から釧網本線へ一路網走へと向かいます。
途中、釧路湿原を通ります。やはり期待どおり、車窓一面の水と植物が織り成すダイナミックな景観に興奮し、何度もシャッターを切りました。

網走から遠軽行きに乗車し、途中北見駅で長時間の停車時間がありました。
遠軽駅では後続の列車まで、相当の時間がありました。
実は、釧網本線の車内で私と同じ目的の人が持参していた、駅前銭湯の本を見せてもらいました。そこで、遠軽駅から徒歩5分程のところに銭湯がある事を知り、行きました。

遠軽からは一日2本しかない、列車で、旭川へ向かいました。
峠近くで列車は何度も減速しました。
線路沿いには大きなフキが生育しており、本州では見られない景色がとても印象的でした。

旭川からは丁度、札幌行きの普通列車がございました。
列車は夜遅く札幌駅に到着し、私は快速「ミッドナイト」の入線を待ちました。
実は、快速「ミッドナイト」にはカーペット敷きの車両があり、先日弘前駅で求めた指定席券はこの車両のものだったのです。
敷布団が無いため下は固かったのですが、ぐっすり眠れました。

続く


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